ここでは Dialpad UberConference のセキュリティーに関してご説明します。
バックエンド
Dialpad UberConferenceでは、そのバックエンドでDTLS (シグナリング)、SRTP (メディア)にて暗号化されています。またチャット、連絡先はWeb側でHTTPsで通信され、全てのサイトはSSLにより運用されています。
カンファレンス中は、コンピューターから接続してくるユーザー全てに暗号化が適用されます。ただしPSTN経由でモバイルで参加した場合は暗号化はされません。
セキュリティーを高めたい場合、コンピューターからの参加をお勧めします。参加者がコンピューターもしくはモバイルから参加してるかは、カンファレンスページの参加者リストにて確認することができます。
データストレージ
すべてのデータはISO 27001 の認証を受けた Google クラウドプラットフォームに保存されており、毎年 SOC2 Type II SSAE 16 の監査されております。
HIPAA コンプライアンス
Dialpad と Dialpad UberConference は BAA (Business Associate Agreement: ビジネスアソシエート契約) を締結して HIPAA (Health Information Portability and Accountability Act: 医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律) に準拠しています。BAA に関するご質問は legal@dialpad.com (英語) までお寄せください。セキュリティーとプライバシールールについての Dialpad と Dialpad UberConference の取り組みは Dialpad HIPAA データシート (英語) をご覧ください。
カンファレンスのセキュリティー
参加者を退出させる
カンファレンスに参加してほしくない場合、オーガナイザーは参加者カードのドットアイコン (参加者コントロール) をクリックして [ユーザーを削除] を選択することで退出させることができます。
カンファレンスをロックする
すべてのゲストが参加した後、カンファレンスをロックしてそれ以降の参加を制限することができます。
カンファレンスをロックするには、画面下の [オーガナイザーコントロール] から [カンファレンスをロック] を選択またはモバイルから ## を押してください。
ロックされたカンファレンスに参加しようとすると、ゲスト側にはミーティングはロックされていると表示されます。
ロックされたカンファレンスに参加しようとすると、オーガナイザー側には通知がポップして、参加を許可するまたは閉じるオプションが表示されます。
ロックされたカンファレンス画面左下には [通話がロックされました] と表示します。この表示はオーガナイザーとすべての参加者の通話画面に表示されます。
その他のオプション
参加する
オーガナイザーが参加するまでカンファレンスの開始を制限(開始をさせないこと)ができます。
許可する場合は、個々のアカウントにて [設定] > [カンファレンス] > [自分が参加していなくてもカンファレンスの開始を許可しますか?] のトグルをオンにします。
チーム管理者が一括でコントロールする場合は、[チーム] > [チーム設定] > [開始するにはオーガナイザーの参加が必要ですか?] から選択します。
PINを設定
ビジネスアカウントでは、カンファレンス参加にPINを設定することができます。PINを設定することにより、PINを知らない参加者はカンファレンスに参加できなくなり、セキュリティを高めることができます。
PINを設定する場合は、個々のアカウントにて[設定] > [カンファレンス] > [参加するのにPINを設定しますか?] のトグルをオンにします。
チーム管理者が一括でコントロールする場合は、[チーム] > [チーム設定] > [カンファレンスにPINを必須にしますか?] から選択します。
PINの変更
PINはいつでも変更することができます。
スクリーンシェア
Dialpad UberConferenceでのスクリーンシェアではその通信経路、保存時において開始から終了時まで暗号化されます。そのため共有された情報はたとえカンファレンスURLを介して閲覧している人以外アクセスすることはできません。
カンファレンスにふさわしくないと思われる参加者がいる場合、主催者はその参加者を明示的に退出させることができます。
スクリーンシェア終了後は参加者からは利用できなくなり、保存もしくは Dialpad UberConference 以外からのアクセスもできなくなります。